どんゴリ(@dongori_momoki)です。

職人気質の人の仕事は総じて高いクオリティですが、副業をやるなら気をつけるべき4つのポイントが分かります。
あなたは職人気質だと言われたことがありますか?
仕事に対して実直だとか強いこだわりがあると言われる職人気質は、高い知識と技術を持ったプロフェッショナルならではの性格といえるでしょう。
そのような気質は現場で職人として仕事をするならいいのですが、それ以外の副業をやるとなると、弊害になる可能性があります。
今回はその具体的な4つのポイントをお伝えします。
職人気質の人の仕事ってどんな感じ?
職人気質の人の仕事ぶりはどんな感じでしょうか。
基本的に努力家で、ひとつの物事を突き詰めようとするため、作業のクオリティが非常に高く、ものを作る仕事には向いていると言えるでしょう。
自分のやり方にこだわりが強く、簡単にはブレない軸を持っているため、必ず最後までやり遂げることができます。
何よりも厳格な基準や目標を持っている人が多く、気難しさや頑固な面が感じられつつも、誠実で信頼できる印象があります。
その一方で、協調性に欠けるとか融通が利かないなどと言われることも多く、合わない人とはとことん反発してしまう可能性も。
気難しさやこだわりを、個性ととるかワガママととるかは人それぞれなので、「あの人はめんどくさい」と思われることもあるかもしれません。
そんな職人気質の人がもし副業をやるとなると、行動力や継続力はプラスになるものの、その性分が仇となってうまくいかないケースがあるのです。
その具体的な内容について、次章でお伝えしていきます。
職人気質の人が副業で気をつけるべき4つのポイント
もし職人気質の人が副業をやったらどうなるのか?
成果を出すのに弊害となる4つのポイントをお伝えしていきます。
最初から個性を出そうとしない
職人気質の人は仕事のやり方に強いこだわりがあり、色々と工夫しながら独自の方法を考えようとします。
創意工夫をするのは良いことだと思いますが、最初はある程度決められた手順を学びそれをそのまま実行するべきです。
なぜなら、どんな副業も導入段階でやるべきことは決まっており、そして成果を出すためには「成功事例に学ぶ」ことが重要だから。
何か副業を始めようと思った時に、完全に新しいことをやるというのはおそらく不可能で、99.9%は既に誰かがやっている内容です。
例えば、転売やアフィリエイトなどはまさにその典型ですね。
それで、これらのビジネスには既に成功している人がいるので、簡単に言えば「その人たちのやり方をパクればいい」ということ。
「パクるなんてオレにはできない!」と突っぱねて我が道を行きそうな職人気質の人は、ほぼ失敗します。
もしくは凄まじい時間を要するでしょう。
悲観に偏りすぎない
誰でもそうですが、副業が最初からうまくいくというケースは稀です。
むしろ、何をやるにしても一定の成果(例えばそれだけで生活できるレベル)を得るまでは、時間がかかると思っておくべき。例えば以下のような感じ。
まぁとにかく時間がかかるものなので、つまりは「成果の無い時」が長いわけです。
そうなると、「オレにはセンスがない」とか「こんなにやって1円も稼げないなら意味がない」などと悲観的になるのは仕方ないこと。
特に職人気質の人はプライドが高いためそうなってしまいがちです。
でも、正しいやり方で積み重ねていれば徐々にコツが分かってきますから、成果の出ない自分を悲観する前に次の試作を考えるべきなのです。
完璧主義にならない
完璧主義は何か良いことのような気もしますが、実はほぼ全ての仕事において“邪魔なもの”です。
なぜなら、完璧を求めるあまり行動に移せなかったり、どうでもいい瑣末なことに多大な時間をかけてしまったりするから。
完璧主義な人ほど、完全に準備が整ってから始めよう、100%の完成度を目指そう、などと思ってしまいますが、これは意味がないと断言できます。
完全に準備が整うことは永久にあり得ませんし、100%のものが完成することも絶対にあり得ないのです。
だって完璧主義の人は、次々に「足りない部分」を見つけようとしているのですから。
副業(ビジネス)では、仮説を立てて行動し結果に対して検証を行うことが必要とされます。そしてスピードが大切です。
準備をしているだけでは何もしていないのと同じであり、最初から100点を取りに行く必要なんて無いのです。
「職人気質=完璧主義」と言えるくらいこだわりのある人が多いので、この点は特に注意しましょう。
素直になる
何をやるにしても素直さって大事ですよね。素直じゃなければ成長できないと思うんです。
でも職人の世界では経験を積むほど素直じゃなくなって、他人の意見・やり方を受入れられなくなるような気がします。
以前にもこのようなツイートをしました。
経験年数15年になるうちの職人で、親方に「あいつはある時から成長が止まった」と言われてる人がいます。理由を考えていたのですが、すぐに分かりました。それは「他人の意見を受け入れられない」こと。何か指摘されるとムスッとしたり反論したり。どれだけ経験を積んでも素直さは忘れたくないですね。
— どんゴリ@配管工のお役立ちノート (@dongori_momoki) February 26, 2020
特に新しいことをやる時は、素直じゃなければ稼げないと思った方が良いです。
もちろん、なんでもかんでも他人の意見を受入れれば良いわけではないですよ。情報を取捨選択する必要はあります。
最初から突っぱねて何も聞き入れなければ、ゼロから全てを1人でやるようなものですから、それだけ時間はかかりますし、非常に成果は出にくいですね。
まとめ
職人気質の人の仕事は、こだわりがあり誠実でまさにプロフェッショナルと言えるでしょう。
ただ、副業をやる際にはそんな職人気質がマイナスになってしまうこともあるので、この記事の内容を参考に自分の性格を見つめ直してみてください。
今回のポイント
職人気質の人が副業をやるなら気をつけるべき4つのポイント
- 最初から個性を出そうとしない
- 悲観に偏りすぎない
- 完璧主義にならない
- 素直になる
→「自宅で学べ・稼げる」2,800名が学ぶ実績あるスクールが無償になったとすると?
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