どんゴリ(@dongori_momoki)です。

現場仕事って儲かるの?という疑問に、現役の職人(配管工)で自分でもビジネスをやっている私が赤裸々にお答えします。
毎日汗水垂らして体を動かす現場仕事。すごくきついイメージがあるけど儲かるの?
こんな疑問を持つ人もいると思います。
確かに現場仕事は「体を酷使してきつい分、若くして稼いでる人が多い」みたいに言われることもありますが、実際のところはどうなのか。
この点について、IT企業・会計事務所・フィットネスジムなど様々な職歴があり、現役の職人で自分でもビジネスをやっている私がお話しします。
現場仕事が儲かるかは人による
現場仕事が儲かるかは、人によります。
そんなの答えになってない!と思われるかもしれませんが、本当にその通りなんです。
ひとたび現場で周りを見渡せば、1日3,000円で見習いとして働いている子供みたいな人もいれば、材料の管理やメンバーへの指示だけやっていて20,000円くらいもらっている人もいるのです。
まとめてみると以下のような感じ。
- 見習いとして仕事ができないうちは1日9,000円くらい
- 平均して1日12,000円〜15,000くらい
- 現場に出た日数分だけお金になる
- 休みは少ない
- お金持ちはムリ
技術や経験がモノを言う世界なので、未経験者がいきなり月に20万円とか稼ぐのはムリですが、暮らしていくことはできるでしょう。
経験を積んでステップアップしていけばそこそこ1日の日当も上がるので、手取りでも30万円くらいもらえて普通に生活できます。
ただ、日当で20,000以上もらっているなんて人はごく稀ですし、1ヶ月に25日働いてそれですから、コスパが良いとは言えません。
しかも閑散期には現場が無くて収入が一気に半分になるとかもありますし、怪我や病気をして現場に出れなければ収入は0というリスクもありますね。
学歴や経験不問なケースが多いので、若いうちはバリバリ働いて稼ぐのも良いかもしれませんが、年取ってからのことを考えると続けるかは微妙なところ。
目の前の作業に集中しつつも、色んな選択肢に目を向けるのがおすすめです。
あなたにとって「儲かる」とは?
現場仕事が儲かるかを知りたいあなたにとって「儲かる」とはどんな意味でしょうか?
おそらくは、実際どれくらい給料をもらえるのか、いい車に乗りたいな、とりあえず遊ぶお金が欲しいな、みたいな感じでしょうか。
ハッキリ言って現場仕事は、お金を稼ぐ方法としては非常に効率が悪いです。
なぜなら、自分が現場で作業をしなければお金が発生しない「時間を売っている」スタイルであり、1日の日当はどう頑張ろうと上限が見えているから。
もちろんそれなりの技術を身につければ、その日の生活に困るようなことはないでしょう。
会社を起こして人をたくさん雇うことができれば、雇われの職人として働くよりは収入は増えるかもしれません。
ただ、やっぱりお金を稼ぐということに関して、現場仕事は非効率なんですよ。
何より、時間的に自由ななることは絶対にできません。だって“現場仕事”なので、現場に出て建物を作らなければ1円にもなりませんから。
そう考えると、現場仕事が儲かるとは言えないですね。
結局「儲かる仕事」とはコスパ
そもそも儲かるとは、利益を得るとか、得をするという意味ですが、私としてはコスパだと思ってます。
つまり、かけた時間や労力に対してどれくらいの収益をあげられるかということ。
じゃあ年収が高いサラリーマンはコスパが良いのかと言えば、実はそういうわけでもありません。
なぜなら、もし会社を辞めたりクビになったりすれば全く収入がなくなるわけで、それまでかけた時間や労力が1円も生まなくなってしまうから。
どんなに有名な大企業の社員だろうと現場仕事だろうと、雇われの身で辞めれば何も残らないことがほとんどです。
コスパ最強は不労所得
私が思う最も儲かる仕事とは、「自分のビジネス」です。
これはラーメン屋をやるとか職人として独立するとかではなく、ネットビジネスのこと。
例えば自分でコンテンツ(レポート・動画・音声など)を作成し、ブログやSNSで集客をして販売する。
もちろんそのためにはマーケティングやライティングなどについて勉強をしなければなりませんし、コンテンツ作成や集客にも多くの時間を要するでしょう。
それでもネットビジネスのすごいところは、ほとんど資金をかけずに始められて、仕組みを自動化できること。
つまり収益が発生するまでに大きな労力がかかったとしても、半自動で収益が発生する、毎日のように売上金額があなたの口座に振り込まれるようにできるわけです。
そして、その時間でさらにビジネスを大きくすることができるので、加速度的に稼げる金額も大きくなっていくということ。
これをちょっと専門的な言い方をすると「レバレッジが利く」といいます。
もし、ネットビジネスというもののイメージが全く湧かないという人は、以下の電子書籍を読んでみてください。
濱田大輔さんという人が、皿洗いから経済的な自由を手に入れるまでを記したベストセラーです。
※無料でダウンロードしてPCやスマホですぐに読めますよ。
まとめ
現場仕事は人によってもらえる日当が違うため、収入としては差があるでしょう。
日当の上限が見えているのと現場に出なければ1円にもならないことから、稼ぐ手段としては非効率です。
私自身も職人で誇りを持って作業をしていますが、儲けたいなら自分のビジネスを持つことをおすすめします。
今回のポイント
現場仕事が儲かるかと言われれば、生活に困ることは無いがお金持ちのレベルはムリ。何よりも時間を売って稼いでいる限りは経済的・時間的に自由にはなれない。
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