どんゴリ(@dongori_momoki)です。

FXをやるのに必須の基礎知識である、ローソク足について分かります。知らないと値動きを示すチャートを見ることができません。
FXでは通貨の値動きを示すチャートを見ながらトレード(取引)を行います。
このチャートは「ローソク足」と呼ばれるものの集まりなので、ローソク足について知っておかないと見てもチンプンカンプンなのです。
今回はローソク足基本をしっかりと押さえてチャートを見れるようになりましょう。
FXのチャートに必須なローソク足とは?
FXのローソク足とは、一定時間内の通貨の値動きを示す記号のことです。
ローソク足が集まって、あのよく見るチャートを作っているのです。ちなみに、ローソクというのは見た目がローソクに似ているからですね。
ローソク足は一定時間内の値動きですが、その一定時間の種類が短いものは1分〜長ければ1ヶ月まで様々。
この時間単位に足をつけて「1分足(いっぷんあし)」とか「月足(つきあし)」というように呼ばれます。
これらのローソク足を自分のトレード手法に合わせて適切なものを参考にするわけですね。
例えば数分で決済するなら基本は1分足や5分足でしょうし、何日間かポジションを持つ(買いまたは売りの状態を保持)ならば日足の近辺といった具合。
チャートを色んな足で見ながらその時のトレンド(価格が上向いているとか下向いているなど)に当たりをつけることがとても大切になってくるのです。
次の章ではローソク足の形について、いくつかの基本的な種類をご紹介します。
ローソク足の基本的な種類
まずローソク足を理解する上で4つの値を知っておかなければなりません。それが、始値・終値・高値・安値の4つ。
- 始値:単位期間の開始時についた値段
- 終値:単位期間の終了時についた値段
- 高値:単位期間中の最も高い値段
- 安値:単位期間中の最も安い値段
これら4つの値によってローソク足は色んな形に変化するのです。
※真ん中の太い部分を「柱」、上(下)の細い部分を「上(下)ヒゲ」と呼びます。
また、ローソク足は始値と終値の値段によって大きく2つに分かれます。それが陽線と陰線。
- 陽線:終値が始値より高い場合の線
- 陰線:終値が始値より低い場合の線
これらはチャートでは色別や白黒で区別されます。
それで、この陽線と陰線の集まりであるチャートの様子を見ながら値動きを予想することを「テクニカル分析」と呼びます。
過去の価格や取引量といったデータの時系列パターンから判断する手法。主に短期的な動きを探るのに適しています。
ローソク足の5つの基本形
ローソク足は値動きによって形が変化しますが、色々なパターンがあります。
その中でも今回は5つの基本系ご紹介しますね。
大陽線
始値〜終値まで大幅に通貨の価格が上昇した時にあらわれる、柱の部分が長いローソク足。
大陰線
始値〜終値まで大幅に通貨の価格が下落した時にあらわれる、柱の部分が長いローソク足。
小陽線
始値〜終値までの上昇幅が小さいもの。大陽線と小陽線の明確な区別はありません。
小陰線
始値〜終値までの下落幅が小さいもの。大陰線と小陰線の明確な区別はありません。
十字線
始値と終値が同じ価格の時にあらわれる、柱がなく横一線のローソク足。
これら5つの基本形が、上ヒゲ・下ヒゲ・柱の幅によってさらに様々なパターンに派生します。
そしてローソク足の組み合わせから上昇や下落のポイントをつかんだり、過去の値動きと照らし合わせたりしながらチャートを分析していくわけです。
そう考えると、簡単ではないことが分かりますよね。
それでも、高確率で上昇(下落)するような自分の得意パターンが見つけられれば、安定して勝ち続けることも夢ではありませんよ。
まとめ
FXにおけるローソク足は、チャートを見る上で不可欠なものなので必ずマスターするべき。
その形には実にたくさんのパターンがありますが、まずは今回ご紹介した基本形をしっかりと押さえましょうね。
今回のポイント
FXのローソク足を理解して自分のトレードスタイルに合った時間の単位を見つけましょう。
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