どんゴリ(@dongori_momoki)です。

私が痔になってしまった時の治療経験を共有します。最近お尻がムズムズする人や手触りに違和感がある方は要確認です。
みなさんはトイレで用をたす時にウ○コが硬くて「痛っ!」てなることありませんか?
または、作業中にお尻のコウモン様がムズムズしてかゆいことはないでしょうか?
このような状態を放っておくと、後々大変な思いをすることになるかも知れません。
なぜなら、「痔」になる可能性があるから。
事実、私はなってしまったのです。
手術まではいきませんでしたが、完治には時間と労力がかかりました。そしてその後はしっかりケアしているおかげで、ムズムズすら無くなりました。
今回はそんな経験から、毎日の体からのちょっとしたサインを見逃さずに、痔になるリスクを減らす鉄則をお伝えします。治療の経験談もありますよ。
ナメているとヤバいですので、冒頭の質問に少しでも思い当たる方はぜひ読み進めてください。
痔の種類は色々あります
一口に痔と言っても種類があります。私は医者ではありませんからものすごくザックリと説明しますね。
代表的なのが、「切れ痔」と「イボ痔」です。
切れ痔
肛門の中や外側の皮膚が切れる・裂けるなどする状態です。排便時に出血することが多く、痛みを伴います。
切れ痔は1度なると完治は難しく、うまく付き合っていくしかないそうです。
イボ痔
肛門の中または外側に「痔核」と呼ばれるイボができた状態です。排便時の出血や違和感で気付くことが多く、初期症状としての痛みはほとんどありません。
が、症状が進みイボが大きくなってくると、トイレの後や座っている時などに、痛みが出ることも多いです。
いぼが小さく初期のものは薬で治りますが、程度によっては手術が必要です。
ちなみに私はどちらになったかと言いますと、両方です! イボは外側。
痔になってしまったらどうする?治療について
では既になってしまった場合、または今記事を読んでくれている方でその兆候がある場合はどうすれば良いか、についてお伝えします。
医者は選ぶ時代
当然、1番良いのは医者に診てもらうことです。
診察時には恥ずかしい格好で穴に器具をグッと入れられ「ゔぁっ!」と変な声が出てしまいますが、それでもこちらにとってはありがたき“お医者様”です。
できるだけ早く、肛門科の受診をおすすめします。
ただし、注意して欲しい点がありますので、あげておきますね。
これらを念頭に、可能なら複数の医者に診てもらうとか、仕事とのバランスを考慮した治療スケジュールを考える必要があります。
もちろん、優先すべきは仕事よりお尻ですが。
自分で治そうと思うなら便のことも考える
軽度なら自分で薬局でクスリを買って治すことは可能だと思います。事実、私の知り合いの職人さんでも自分で完治させた方はいます。
その場合、ボ◯ギノール的なクスリは使うとして、便の質を良くすることにも気を使いましょう。
なぜなら、いくら患部にクスリを塗っても、その後すぐトイレに行って流れてしまったとか、毎回カチカチが出るので治りかけてもすぐに再発してしまうなどがあり得るからです。
具体的な治療内容
ここで、私が実際に病院に行き、どのように治療したのかをお話ししておきますね。
幸いにも家の近くに割と有名で口コミもいい医院があったので、迷わずそこを受診しました。
診察の結果、私の場合はもともと切れ痔があったようで、それが時々出血する原因になっていました。
そして今回新たにイボ(外側)ができてしまったわけです。
切れ痔に関しては、結論として「完治はしないのでうまく付き合って行く」とのことでした。
どうしても便の硬さや健康状態によって、切れた箇所がふさがりかけても再び出血してしまうそうです。
で、肝心のイボ痔はと言いますと、手術まではいかず薬で治すことになりました。処方してもらったのが以下の3つ。
- お尻の中に入れる座薬
- 表面に塗る薬
- 便を柔らかくする薬
1と2は朝晩で、3は寝る前に飲む感じで3週間くらいは休まなく続けました。
便の質が明らかに良くなったため、患部に影響を与えることが無くなり、大好きな筋トレもお休みしていたため、3週間後にはほぼイボは消滅してくれました。
その後、2の塗り薬のみ1週間ほど続け、完全に無くなったため、そこで薬はやめました。
それからは特に気にせず過ごしていますが、再発はしていません。
ただし、トイレはウォシュレットでなければ気が済まなくなりましたけどね。笑
痔の予防の鉄則!肛門科にて
色々と書いてきましたが、1番良いのは痔にならないこと。
そのためにも予防の鉄則をお伝えします。実際にお医者さんに聞いた確かな内容ですよ。
筋トレは良くない?
私はプロフィールにも書いた通り筋トレが大好きです。
しかし、医者では
「筋トレは良くないね〜、特に腹筋!」
と一刀両断されてしまいました。
つまりは肛門に力が入る運動が良くないということ。よくよく考えれば患部に力を入れるなんてことが良いわけありません。汗
運動として肛門にも良いのは軽い水泳だそうです。完治すれば筋トレも適度にやるのはオーケーとのこと。
まあそもそも私の場合、配管工ですから、筋トレみたいな作業内容ですしね。笑
当たり前だけど食べる物も気にしよう
日常的な予防として重要な要素の1つが食生活です。これは栄養的な面の話ではなく、便の質に関わるから。
以下は医者にかかった時の会話です。

どのくらいの頻度でどんな便が出る?

毎朝バナナのようなのが出てますよ!(自信満々に)

あぁ、そりゃ立派な便秘だね

えっ!? 毎日しっかり出ててどこが便秘なんですか??

成人男性だったらね、太くても親指くらいの太さが出るのが正常なんだよ

そんなのここ最近見たことありません・・・
心の中では、じゃあ多分みんな便秘やん! て思いながらも、便を柔らかくするクスリを処方してもらいました。
で、日常生活においては親指くらいのが出るようにするのが理想なわけで、それには食事に気を使うしかありません。
効果が期待できるのは、やはり食物繊維を摂ることで、不溶性と水溶性のバランスが大事だそうです。
この辺りは個人差があると思いますから、個別に調査お願いします。
1番重要なのは清潔に保つこと
最後に、コウモン様にとって最も重要な「清潔に保つこと」についてお伝えしておきます。
痔になって分かったのは、「ウォシュレット最強!」ということ。
トイレットペーパーでこすることなく、汚れも残すことなく優しく綺麗にしてくれます。
もしどうしてもウォシュレットなしで用をたす場合は、事前にトイレットペーパーでいくつか“水団子”を作っておき、まずそれで汚れを落としてから乾いたペーパーで拭くようにしています。
これ、実はテレビでダウンタウンの松っちゃんが言ってた方法です。
意識してウォシュレットを使うようになってからは作業中にかゆくなることもなく、コウモン様のご機嫌も非常に良いです。
まとめ
もし、あなたのお尻が頻繁にムズムズすると感じたら油断は禁物です。
痔になると、いやらしい痛みで全てが手につかず、トイレが恐怖になりますので。
今回のポイント
作業中に肛門がムズムズする、便秘気味で硬いという人は痔になるリスクがあるので、食事や肛門を清潔に保つことを意識しましょう!
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