どんゴリ(@dongori_momoki)です。

FXで死んでも守らなければならないのは損切り(ロスカット)のライン。それに関して、絶対に破ってはならない掟が分かります。
FXをやる際に最も重要なのが損切り(ロスカット)ラインの設定です。
設定した損切りは死んでも守るべき。ということは、適当に設定するのがNGなのはもちろん、度々変えるなんてのはもってのほかです。
今回は損切りについて、破ったら即退場に値する3つの掟をお伝えします。
本当に「これさえ守れば勝てる!」と言っても過言ではないくらい大切なことなので確認をお願います。
FXで守るべき損切りの掟1 〜適当に設定しない
FXでは損切りが超重要なのは100%事実であり、私も完全に同意しています。
人間は利益はすぐに確定したがるけれど、損失は何とか取り戻そうと思ったり回復するのでは? という根拠のない期待を持ったりしながららズルズルと大きくしてしまうもの。
これはプロスペクト理論というものに裏打ちされているらしいです。
で、それを阻止すべく最初に設定すべきなのが損切りラインなのですが、適当に決めるのは絶対にNGなので、決める際の考え方をまとめておきます。
損切りラインの決定方法
ざっくりですが、損切りラインの設定方法をあげますね。1日のうちに取引を終える場合です。
- 1ヶ月で許容できる損失額を決める(給料の1/10程度が無難)
- 1週間の許容額(1ヶ月の1/4)→1日の許容額(1週間の1/5)という順序で算出
- 1日に何回くらいトレードできるかによって損切りラインを決定
上記の以外にも、1日の損失額がいくらになったらその週はトレードしない、1週間の損失額がいくらになったらその月はトレードしない、というラインを設定しておくと良いでしょう。
この場合の損失額は利益と通算したものです。
ちなみに、FXでは様々な通貨ペアを扱うことができますので、それらの値動きを統一するために「pips」という共通単位が使用されます。
なので、具体的には金額ではなくpipsで決めておいた方が良いでしょう。
FXで守るべき損切りの掟2 〜後退させない
人は損失が出ている状態だと、それを何とかして取り返そうとします。
特に負けが立て込んでいる時は、完全に冷静さを失っているケースもあるでしょう。
そんな時にやってしまいがちなのが、鉄の掟として決めている損切りラインを後退させてしまうこと。
つまり、許容する損失額(実際には許容できない)を増やしてしまうわけです。
逆指値注文という形で強制的に損切りする注文を入れたものは動かせませんが、次の取引時に設定を変えたりあるいは損切りラインになっても決済しなかったりします。
これをやってしまう人は、次章でお伝えする追加入金もしてしまう可能性大。
なので潔くFXを辞めるか、1ヶ月間は取引を休んで精神状態を整えるべきです。
FXで守るべき損切りの掟3 〜追加入金しない
FX会社では「強制ロスカット」というものが設定されています。
これは、トレード中の損失(含み損)が大きくなりすぎることを防ぐために、損失が証拠金額の何%かに達したら強制的に損切りする仕組み。
つまり、強制ロスカットがあることによって、証拠金額以上に損失が膨らんでしまうことはないわけです。
しかしこの仕組みには穴があります。
それは、証拠金の“〇〇%”であるため、証拠金を追加で入金すればその額は増えていってしまうということ。
例えば、以下のような感じです。強制ロスカットのラインが証拠金の50%だとします。
- 証拠金10万円 → 損失5万円でロスカット
- 10万円追加入金して証拠金20万円 → 強制ロスカットのラインが10万円になる!
これは絶対にやってはならないことで、もしやってしまったら破産へまっしぐらです。
守る自信がなければFXはやらない方がいいですし、できないようにする仕組みを作っておいた方が無難でしょう。例えば妻にサイフを全て預けるなど。
まとめ
FXではチャートがどうのとか分析がどうのとか言う前に損切り(ロスカット)の設定が超大事です。
適当ではなくしっかりと考えて設定し、確実に守りましょう。守れないならFXはやめた方がいいですよ。
今回のポイント
損切り(ロスカット)において絶対に守るべき掟は、①適当に設定しない②損切りラインを後退させない③証拠金を追加入金しない、この3つを頭に叩き込んでおきましょう。
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