肉体労働がきついと感じるかは人による?1番の問題はその稼ぎ方だ!

どんゴリ(@dongori_momoki)です。

 

どんゴリ
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肉体労働ってやっぱりきついの?という疑問に肉体労働者が答えます。ただ、それよりも稼ぎ方の方が問題だということを知ってください。

 

3K(危険・きつい・汚い)という言葉で表現される肉体労働は、作業的には体を酷使するイメージがありますよね。

じゃあ実際はどうなのか?

 

現役配管工として毎日現場に出ている私が、正直にお伝えします。

また、現肉体労働者の人は、それよりも考えなければならない問題点をあげますので、現状に満足していないなら必ず確認をお願いしますね。

肉体労働がきついかは人それぞれ

肉体労働はきついというのは世間一般のイメージですが、実はその感覚は職種や人によって違ってきます。

ここからは肉体労働の代名詞である、建設現場で働く職人について例を出しながら解説していきます。

 

職種による違い

建設現場では、私のような配管工(設備屋)を始め、たくさんの職種の人が働いています。

例えば、左官屋・荷揚げ屋・軽量屋・ボード屋・床屋・SD屋・塗装屋・シール屋・床屋・造作大工・型枠大工・クリーニング屋・タイル屋・岩綿屋・電気屋・多能工・鳶・鉄筋屋・・・あげればキリがありません(俗称もあるので悪しからず)。

 

そんな中で、どのような職種がきついかと言えば、以下のような点が大きく関係してくるかと思います。

 

  • 重量物を扱う
  • 外部での作業が多い
  • 高所での作業が多い
  • 狭い箇所での作業が多い

 

やはり重たいものを扱うようなとにかく力がある作業が多ければ、きついのは当然ですね。

そして炎天下での作業や真冬の雨の中での作業なんかは地獄です。

 

あとは狭っ苦しい場所や高所での作業に関しては、体勢や動作のしにくさも加わりますし、より集中を必要とするので、きつさは増しますね。

一口にきついと言っても、職種によってだいぶ違いが出てくるものなのです。

 

個人のキャラや状況による違い

全く同じ作業をやっても、きついと感じる人もいれば余裕に感じる人もいますよね。

これは個人の性格の違いや体力差があるからです。

 

例えば、元々体を動かすことが好きだとか、スポーツをやっていたので体力があるとか、自衛隊出身で訓練ばかりしていたなどの人は当然有利です。

あるいは、本当にその作業内容が好きで、楽しくてしょうがないという人にとってみれば、きついなんて感情は皆無でしょう。

 

まぁそんな人はなかなかいないので、体力的な部分によるところが大きいですかね。

また、体力のある無しよりも、会社の体制というか、ブラック的な会社ではおそらく誰でもきついと感じるでしょう。

 

そりゃそうですよね。ブラックな会社で働いていて「楽勝だぜ!」という人はもはや重病だと思われます。

ほとんど休みが無い、毎日早朝〜遅くまで残業、親方や先輩からの度を越したパワハラなど、あまりにブラックな状況ならきついとか言っている前に、一刻も早く辞めましょう。

参考:健康かを判断する2つのバロメーターとそれを満たすための3か条とは?

肉体労働は稼ぎ方に問題があることを認識せよ

肉体労働はきついと感じる人の方が多いとは思いますが、問題なのはその「稼ぎ方」の方です。

この業界に10年近く身を置き、その前はIT企業のサラリーマンや会計事務所での勤務を経験した私からすると、建設現場で働く職人は「能力と給料が一致していない」と感じます。

 

例えば、ただ職歴が長いだけで作業中は座って加工しかやっていない人が若手の倍の日当をもらっていたり、資格もたくさん持っていて現場をたくさん任されるようなエース的な職人が入社当初から昇給していなかったり。

この状況には以下の原因があります。

 

  1. 建設業界がゼネコンを頂点とする重層構造になっており、末端の職人までお金が回ってこない
  2. そもそも職人を評価する基準が無い

 

建設業界の重層構造

まず、建設業界自体が「ゼネコン→中堅建設会社→中小の建設関係の会社・・・→職人」という形で上層からお金が流れてきます。

そうなると、それぞれの層で利益を出さなければなりませんから、下層に行くにつれて取り分は少なくなります。

 

現場の最前線で毎日汗水垂らして頑張っている職人は重層構造の末端ですから、自ずと日当の上限も決まってしまうんですね。

この点は昔から建設業界の問題点として取りあげられますが、未だに目立った進展が無いのが実情です。

 

評価基準が無い

基準が無いと言うよりは、正確には評価の無い会社がほとんどだということ。

そもそもほとんどの社長や個人事業主が職人あがりで、職人として現場に出続けている人が多いです。

 

そうなると、評価というのは能力とかではなく「個人的な好き嫌い」とか「言うことをよく聞くヤツが可愛い」みたいなことになってしまいがち

一般的にそこそこ大きな会社なら、営業成績やヒット商品の開発に貢献した度合いなどが加味された「明確な評価基準」があり、社員に“点数”がつけられています。

 

その他にも、不動産業界や金融業界のように、利益を出した分だけ稼げる完全歩合制のような給与形態もありますね。

逆に建設現場の職人は日当が決まっており、現場に出た日数分が給料となるため、アルバイトやパートのようなものです

 

そういった評価制度や歩合制の良し悪しは別として、とにかく努力が稼ぎに反映しにくいのが職人なんですね。

もちろんで休日返上で現場に出たり、日勤と夜勤を繰り返したりすればその分身入りは増えますよ。

 

でもそれでは限界が分かりきっていますし、体を壊して普通に働けなくなるのがオチです。

単に時間を売って稼ぐというのでは、努力の方向性が完全に間違っているんですよ

 

そう考えると、肉体的にきついというよりは、努力が報われないことや将来的な不安に対するきつさの方が大きいかもしれませんね。

参考:ガテン系の将来ってどうなの?現役配管工(元IT系)が考えてみた!

まとめ

毎日肉体労働に従事している私からすれば、肉体労働が必ずしもきついとは言えません。

元々筋トレが趣味で体を動かすことが好きですし、休みも普通の職人よりは多く取っているからです。

 

どちらかと言えば、肉体的にきついというよりは、頑張って取った資格が日当に全く反映しないとか、将来への不安に対するきつさの方が大きいです。

現在肉体労働の人もそうでない人も、ぜひこの記事を参考に、今一度自分の稼ぎ方を考えてみてください。

 

今回のポイント

肉体労働がきついと感じるかは、職種・個人の体力・性格・会社の状況などによって異なる。ただ、肉体労働で問題なのは、そのきつさよりも「稼ぎ方」である。

 

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