どんゴリ(@dongori_momoki)です。

私のような配管工を含む「建設現場で働く職人」が、どうすれば“大きく”年収を増やすことができるかが分かります。
もっと稼ぎを増やしたい!
こう思っている人はかなり多いのではないでしょうか。
もしあなたが今の収入に100%満足しているならこの記事は意味がありませんが、少しでも増やしたいと思うなら全て読んでください。
建設現場で働く職人が年収をすごく増やす方法を解説します。
年収は増えるがやってはいけないこと
年収を増やす方法をお伝えする前に、「年収は増えるがやってはいけないこと」をあげておきます。
なんだかややこしいですが、ここであげるものはおすすめできませんので、気をつけてくださいね。
単純に出勤日数や夜勤を増やす
これは若い体力がある時はやってしまいがちですが、意味がありません。
なぜなら、単に身を削っているだけであり、ずっと続けることはできませんし、やめたらそれで終わりだから。
いくら年収を増やしたいと言っても、休みも無く日勤と夜勤を永久に繰り返したい人なんていませんよね。
自分の時間も無くなり、体と精神を壊すだけです。
他のバイトをする
これも先にあげた内容とやることが違うだけで話は同じです。
単に働く時間を増やして、自分の時間を売って稼ぐということですね。
稼げる金額は限られる上に、時間がますます無くなって、まるで回し車の中を走るラットのようなもの。
これがまさしく「ラットレース」というやつです。
時間を売って稼ぐのは最も効率が悪いので、早くそこから抜け出す必要があります。
参考:職人は日雇い?時間を売って稼ぎ続けることのリスク【働き方革命!】
詐欺の類い
これは言わずもがなですね。
一度テレビやネットを見れば、振り込め詐欺関連のニュースが絶えません。
お金を稼ぎたいという欲は、時に正常な人間の考えまでをも蝕む可能性があります。
逮捕された振り込め詐欺の「受け子」も、最初は友達から楽に儲けられる仕事があると誘われ、そのうちズルズルと足を踏み入れてしまうことが多いようです。
「楽して儲かる」という言葉は100%詐欺だとわきまえましょう。
職人が年収を増やす方法①:独立
建設業界には「1人親方」と言われる立場の人や、従業員が1〜5人くらいの個人事業主・社長がものすごく多いですね。
よくこの業界では、「独立してもっと稼ぐ」というセリフを耳にしますが、これは雇われの身から上記のような立場になることを指します。
もしくは、長年会社に勤めていた社員が社長に昇格することもありますし、世襲というケースもあります。
で、この方法は「オレはこの業界で生涯頑張りたい!」「建設業界をオレが変える!」「建築が大好きだ!!」
という人には向いていますし、これ以外に無いと思います。
ある程度大きな工事を請負い、信頼を積み重ねてゼネコン(サブコン)や工務店などとの繋がりができれば、そこそこ稼げます。
ただ、高価な道具類を揃えたり、倉庫を用意したりと言った設備投資は必要になるでしょう。
そして人がいなければ現場は回りませんし、社員の日当を低く抑えて“ハネる”ほど儲かるというスタイルなので、多少の労使間のいざこざは覚悟しましょう。
職人が年収を増やす方法②:副業
ここ最近の流行とも言えるのが「副業」です。
広い意味では、先にお伝えした他のバイトをするというのも含みますが、ここで紹介したいのは「ネットビジネス」です。
ネットビジネスの利点は大きく以下の2つ。
- パソコン(スマホ)1台あれば、いつでもどこでもできる
- ひとりで大きく稼げる可能性がある
順に説明していきますね。
パソコン(スマホ)1台あれば、いつでもどこでもできる
“ネット”ビジネスという名前の通り、インターネット環境を使ったビジネスなので、パソコンやスマホがあれば、いつでもどこでもできます。
具体例をあげると、以下のようなもの。
- 転売(せどり)
- アフィリエイト
- YouTuber
- コンテンツ販売
- フリーのエンジニア
- フリーライター
全てをパソコンで完結できないこともありますが、基本的には海外にいようが温泉旅館でくつろいでいようが、どこにいるかは関係ないのです。
つまり、通勤する必要もありませんし、本業が終わった後や休憩時間にもできるということ。
これは非常に大きな利点です。
時間にも場所にも縛られないなんて、まさに理想の働き方ではないでしょうか。
ひとりで大きく稼げる可能性がある
例としてあげたようなネットビジネスは、誰でも始めやすいのですが、成果が出るまでには作業量・時間・知識の習得を要します。
つまり、決して簡単に稼げるものではなく、あくまでもビジネスなので、生半可な気持ちで臨むとほぼ稼げずに辞めることになるでしょう。
その一方で、ある程度作業を積み重ねて成果が出始めると、稼げる額が二次曲線的に増える可能性があります。
そして、ほとんど手をかけなくても収益を生み出す仕組みを構築することもできるため、余った時間で更にビジネスを大きくできるわけです。
例えば、サイトやブログを作ったり動画を公開したりすることで、ある程度のアクセス数(再生数)が集まれば、そこに広告を取り入れることで、広告収入を得られます。
私もやっています。
これはアクセスが集まりさえすれば、後は放置していても半自動的に収益を生み出してくれるということ。
その他にも、ブログやSNSでリスト(見込み客のメールアドレスやLINE)を集め、段階的にメッセージを送って最終的にセールスがかかるような方式もあります。
仕組みを構築するまでには多くの時間と作業量を必要とし、その間はほとんど収益が発生しないという点は否めませんが、1度軌道に乗れば後は放置でも大丈夫なのです。
参考:【年収アップ】現場職人が副業をするのに適している4つの理由とは?
職人が年収を増やす方法③:投資
世の中の富裕層と呼ばれる人たちは、間違いなく投資をやっています。
これはよくある株とかFXだけの話ではなくて、不動産・保険・ヘッジファンド・金などの現物・ICOなど多岐に渡ります。
これはお金持ちが「お金に働かせる」ことで、自分はほとんど何もせず1人でも大きな利益(レバレッジの効果)を得られることを知っているから。
例えば2億円を年利3%で運用できれば600万円の利益ですから、それだけで生活していけますよね。
もちろん、普通の人は2億円なんて資金は持っていないと思いますが、年利3%での運用というのはそんなに難しくはないのです。
そしてもう1つ、投資においてコレ抜きに考えられないのが、「複利」。
複利とは、元金(運用の元になるお金)に対して増えた利子の部分に対しても新たな利子がつくこと。逆に元金に対してのみ利子がつくことを「単利」といいます。
複利と単利の例
元金:100万円、年利:5%(周期は1年)、運用年数:10年
- 単利:10年の利子額は500,000円
- 複利:10年の利子はおよそ629,000円
◎複利の効果は、運用金額が大きいほど、運用年数が長いほど大きくなります。
この考え方は投資の基本中の基本ですが、どちらかと言えば長期スパンで運用する際に威力を発揮します。日本童話の「うさぎとかめ」でいうところの、かめの戦略です。
なので、どうしても短期で利益を得られる可能のある、株のデイトレードやFXが人気ですね。
投資で絶対に忘れてはならないこと
投資は始める“だけ”なら非常に簡単です。証券会社に口座を開設して適当な金額を入金すれば、もうあなたはトレーダーです。
しかし、投資をやる上で絶対に忘れてはならないこと、それは「相場は誰にも分からない」ということ。
毎日何億円というお金を運用している投資のプロでも、100%相場の動きを言い当てることはできないのです。
ましてや、投資を始めたばかりの人が相場の動きを読む(利益を出す)ことは、ほぼ不可能に近いと言えます。
まぐれで勝つことができたとしても、勝率を維持し続ける(全勝は絶対に不可能)には、もの凄い量の勉強や経験が必要になってくるのです。
くれぐれもこのことを肝に銘じ、「勝率90%超えの極秘ロジック」とか「AIを搭載した最新の自動売買システム」みたいな詐欺商品に引っかからないように気をつけましょう。
私の場合、チャート(値動きを示す図)を常に見ていることができないため、ソーシャルトレード(コピートレード)という手法で利益をあげています。
興味がある方は、以下の記事で詳細が確認できますよ。
参考:【海外FX】ソーシャルトレードやってみた!1ヶ月の運用成績を公開
まとめ
建設業の職人が給料だけで年収を大きく増やすことは。非常に難しいです。
かと言って、日勤と夜勤を繰り返したり、別のバイトをするというのは最も愚かなこと。
なので年収を大きく増やしたい方は、このページでご紹介した内容でどれが自分に合っているかを真剣に考えてみてください。
今回のポイント
職人が年収を大きく増やす方法は次の3つ。
- 独立
- 副業
- 投資
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