どんゴリ(@dongori_momoki)です。

会社は毎月給料を払ってくれるかもしれませんが、それに依存するのは非常に危険。1つの仕事に頼らない「複業」という考え方が分かります。
ちょっと想像してみてください。
もし、現場でケガをして満足に体を動かすことができなくなったら。大きな病気をしてその後パワーワークを続けるのが厳しくなったら。
10代・20代のうちは考えもしないかもしれませんが、職人を続けるほど、年齢を重ねるほどそのリスクは高くなります。
毎日黙々と作業し、プライペートではやりたいことを満喫するのも悪くありません。
ただ、毎日少しずつでも将来のために、他の「お金を稼ぐ柱」を作っておくことは必ず役に立ちます。いわゆる「複業」というやつ。
記事を読み進め、ぜひ今後のことについて考えてみてください。
会社にも依存しない方がいい理由
「現場に出られない=お金を稼げない」というのは職人の間では常識ですね。
祝日や夜間も現場に出て稼げるだけ稼ぐ、なんてことも体力があるうちはいいかもしれません。
しかしその状況というのは実は好ましくなく、長く続きません。なぜなら以下の理由があるから。
順番に見ていきましょう。
時間でお金をもらっている限り金額的・体力的に限界がある
極論を言ってしまうと、日当での給料は時給制のバイトと同じです。どんなに景気が良くなろうと人工には上限があり、働ける時間が増えることもありません。
ましてや会社に雇われているなら、それは100%断言できます。もちろん贅沢をせずに普通に生活するくらいの金額は稼げますが。
ケガや病気によりまったく収入がなくなるリスクがある
職人という仕事をしている以上、ケガのリスクが無くなることはありません。
また、歳をとるほどに病気になるリスクも高まります。ケガや病気の程度が大きければ現場に出られませんから、収入を得ることができなくなってしまうのです。
仕事として不安定
自分も職人の身として言いたくはありませんが、職人の世界は仕事として「不安定」です。
現場が続かない可能性もありますし、事故があって現場自体が止まってしまうこともありますし、会社の社長が飛んでしまうこともあり得ます。汗
参考:職人(配管工)の仕事って不安定!?現場を切らさないための3大鉄則
1つの仕事に頼らない「複業」
職人としての仕事以外にお金を稼ぐ柱を作ること、つまり複業として成り立たせるのは、はっきり言って簡単ではありません。
しかし方法はありますし、コツコツ続けることで必ず成果が出てきます。
ただ、何でもかんでも稼げば良いというわけではありません。
例えば私は配管工ですが、日勤が終わった後に雑工として夜勤に出たり、週末に他の会社で設備工事の手伝いをしたりというのは、複業になっていません。
先にあげたリスクの分散や将来的な方向転換が目的なら全く違う分野、違う働き方のビジネスが向いているということ。例えば以下。
- ネットビジネス
せどり、アフィリエイト、ライター、プログラマーなど - 投資
不動産、株、FX、投資信託、仮想通貨、海外ファンド - 他の業種のリアルビジネス
そば屋、喫茶店、講演家、作家、農業など何でも
参考:職人(雇われ配管工)が年収1,000万円を超えることはできるか?
参考:【年収アップ】現場職人が副業をするのに適している4つの理由とは?
人には価値観というものがありますから、絶対にやってくださいというわけではありませんが、少なくとも「お金嫌い!」「毎月カツカツでも幸せです!」という人は特殊で、もっとお金が欲しいという人がほとんどですよね。
お金を稼ぐ他の柱を作ることは、いざという時の備えになるだけではなく、元気に働けている今現在をもっと有意義な楽しいものにできるというメリットもあるのです。
私は約3年前から柱を作るべく複業を始めました。
地道にやり続け、今では少しですが毎月一定の収入を得られるようになり、柱とまでは行かないまでも「添え木」くらいにはなっています。笑
ケガや病気をしないために
どんなにお金を稼いでも、どんなに充実した毎日でも、ケガや病気をしないつまり『健康第一』というのは、いうまでもありませんよね。
これは、自分のためだけではなく、あなたの家族のためでもあります。
我々職人としては、安全管理について毎日口酸っぱく言われます。
ケガをしないためには、それを聞き流すだけではなく、とにかく自分のやる作業に集中して、周囲に危険がないか(真上で作業しているなど)確認あるのみです。
そして病気をしないためには、①暴飲暴食をしないこと、②ストレスを避ける術を身につけること。
※どちらも奥深いのでここでは深掘りしません。
少しでも良いので、日々意識してみましょう。
参考:健康かを判断する2つのバロメーターとそれを満たすための3か条とは?
まとめ
会社に依存しないという働き方は、これからスタンダードになっていくと思います。
とは言え、会社での仕事の手を抜くわけではなく、複業という形で他のビジネスを展開していくことをおすすめします。
今回のポイント
職人としてケガや病気をしないことが1番だが、そのリスクが無くなることはないので、お金を稼ぐ他の柱を作ることを考えよう!
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