なぜ建設業は週休2日が無理なのか?元リーマンの現役職人が考えてみた

どんゴリ(@dongori_momoki)です。

 

どんゴリ
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私は現役の職人(元IT企業のサラリーマン)で基本的に休みは週に1日ですが、なぜ建設業は週休2日にならないのかを考えてみました。

 

建設業は未だにというか、当たり前のごとく週休2日じゃありません。

むしろ新築なら祝日も動いている現場が多いのが実情です。

 

ではなぜ建設業は週休2日にならないのでしょうか?

今回はこの点について考えます。週休2日になったら何をすべきか、自主的に週休2日以上にできる(!?)方法についても触れます。

建設業が週休2日になったら困る人がいる

もし建設業が週休2日になったら困る人がいます。例えば以下のような人たち。

 

  • 施主
    完成が遅くなります
  • ゼネコン
    工期が伸びます
  • 下請け会社
    工期が伸びます
  • 職人
    稼ぎが減ります

 

全員やんっ!

結局、「作ってなんぼ」の古い体質が染み付いた建設業会では、建物が建たない限りはお金にならないのです

 

ある程度規模のある現場になれば、全体の工期は数年単位になりますから、もしそこで単純に週休2日になったとすると、数ヶ月レベルで工期は増えます。

そうすると、ゼネコンや下請け建設会社はその分の損失(機会損失)が出ます。

 

そして職人は給料が減ります。単純に日当1万円で4日休みが増えるなら、マイナス40,000円です。

年にすると、およそ50万円です!

 

これだけ見ると、誰が得するんだ?と思うのが普通ですよね。

今の体制が“当たり前”になっている状況では、なかなかそれを覆すのは難しいでしょう。

 

1日2時間残業したらどうなのか

週に1日休みが増えるなら、1日当たり2時間くらい労働時間を増やしたらどうでしょう?

つまり残業するわけです。

 

これは自分で書いておいてなんですが、最も愚行だと思います

なぜなら、ただでさえ体を酷使する建設業で、毎日2時間残業したら間違いなく事故が増えます。

 

そして照明などの仮設材はもちろん、施工管理も更に大変になって現場が回らなくなりますね。

更には、やってらんねー!と辞める人も増えるし、新たに職につく若者もいなくなるでしょう。

 

今現在で3K(きつい・汚い・危険)と言われているくらいですから、それに拍車がかかったら人材不足とか言ってる次元じゃなくなってきますね。汗

もし週休2日になったら何する?

私がIT企業でSEとして働いていた時は、完全週休2日制でした。

旗日ももちろん休みで、飛び石連休なんかも有給休暇を使って繋げて休んだりしていました。

 

ただしその分、平日は定時(17:45)からが仕事みたいな感じで早くても20:00〜日をまたぐまで仕事をすることもざらでした。

そんなんでしたから、休みの日は遅く起きてダラダラするか好きなことをやり夜は飲みに行く、みたいなことばかりやっていた記憶しかありません。

 

ただ、これって今思えば、時間もお金もドブに捨ててるようなものだなと思うんです

なぜなら、これらの時間て何も生まないし、1円もお金にならないじゃないですか。

 

時間はやはり「将来的に自分のためになること」のために使った方が良くないですか?

それで収入や自由な時間が増えるなら絶対にその方がいいですよね。具体的に何をすべきかは後述します。

 

週休2日(旗日も休み)になったらやるべきは副業一択

もし週休2日になって時間ができたら、やるべきなのは「副業」です。あるいはそれに付随する勉強ですね。

なぜなら、副業によって新たな収入源ができることで、経済的な余裕が生まれるだけでなく、上手くやれば大きく稼いで人生を豊にできる可能性があるから。

 

ただ、何でもかんでもやれば良いわけではありません。

例えば居酒屋や日雇いのバイトをしたり、知り合いの職人の現場を手伝ったりというのでは意味がありません。

 

だってそれでは「稼ぐ力」は身につきませんし、現場に出ているのと同じようなものですよね。

今の時代にやるべきなのは、インターネットを活用したビジネス、つまり「ネットビジネス」です。

 

ネットビジネスは小資金(0円でも可能)で始められ、大きく稼げる(レバレッジが利く)可能性を持っているということ。

インターネットを活用することで、個人が全世界の人を相手にできるビジネスモデルなのです。

 

例えば、最近やっている人も多い「ブログ」は、ネット上の日記みたいなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、ブログから得られる収入で生活している人はたくさんいます。

それどころか、ブログから毎月何百万円稼いでいる人もいるくらい。1年ではなくて1ヶ月ですよ。

 

これはブログが1度記事を公開すれば全世界の人がその記事を見ることができ、さらにSNSや広告などと連携することで、多くの人にアプローチできるからです。

例えば私もやっていて、こんな感じです。

配管工のお役立ちノート

 

このブログを見て、どこがマネタイズポイント(お金を稼いでいる箇所)かわかるでしょうか?分かりやすいのは広告ですかね。

これはほんの一例ですが、他にも転売・アフィリエイト・コンテンツ販売などやり方はたくさんあります。

 

必要なものはパソコン1つ(スマホだけでも可)ですから、ヤル気があれば誰にでもできますよ。

ネットビジネスの可能性について知りたい人は、以下の電子書籍を読んでみてください。

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まとめ

世間が完全週休2日、中には週休3日にしようとしている企業もある中で、建設業は依然として休みは基本日曜日のみ、祝日も現場は動いています。

これは建物をとにかく早く建てたい、現場に出なければ給料が減ってしまうといった、古い体質や働き方のせいです。

 

なので、建設業界で働いて10年になる私から見ても、近いうちに建設業が週休2日になるとは到底思えません。

この記事を参考に、休日の時間の使い方を考え直してみてください。

 

今回のポイント

建設業が週休2日にできないのは、建物をできるだけ早く建ててなんぼの業界で困る人が多いから。もし休みに余裕がある人はガンガン副業をやるべき。

 

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