石油や天然ガスの生産・開発をしているアースストーン・エナジ[ESTE]は、買収によってシェール層での油田開発を拡大している企業だ。
早速見ていこう。
IB証券での取引結果
- 買付日:2023/01/17、2023/03/17
- 買付数量:20株、5株
- 取得単価:14.09USD、11.86USD
- 手数料:1.0USD、0.6USD
- 為替レート:133.03円
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[ESTE]買いのポイント
アースストン・エナジー[ESTE]のポイントは以下の3つ。
- エネルギーに対する見通し
- 買収による生産量の拡大
- 割安な株価
エネルギーに対する見通し
昨今クリーンエネルギートレンドが取り上げられることも多くなっている。
だが、果たして石油や天然ガスなどの化石燃料が、この数十年のうちになくなるなんてことはあるだろうか?
これは個人的には「ない」と断言できる。
なぜなら、石油は燃料としてだけでなく、火力発電やプラスチックなどの原料としても使用されているからだ。
もちろん、エネルギー源となる新たな技術開発も進んではいるが、それが認められてインフラとして普及するためにはかなりの時間を要するだろう。
そもそも、ジャンボジェットや巨大なタンカーが、モーターで動いていることを想像できるだろうか?(研究はされているようだが)
そしてクリーンエネルギーを生み出すためにも化石燃料が使われているのだ(ソーラーパネルなど)。
そう考えれば、石油や天然ガスに対する需要は今後もすぐに減るということは考えにくいのである。
買収による生産量の拡大
同社が主に生産の拠点としているのが、パーミアン盆地だ。
パーミアン盆地〔Permian Basin〕は米国南西部の巨大な堆積盆地で、ペルム紀〔Permian:約2億9,900万年前から約2億5,100万年前頃まで〕の堆積物が世界で最も厚いことから、その名で呼ばれている。複数の盆地で形成されており、最大のものがミッドランド盆地、2番目のものがデラウェア盆地。これらの盆地を含む広大な石油や天然ガスの生産地域は総称してパーミアン盆地と呼ばれる。
同地域は現在、米国における石油生産量の約40%、天然ガス生産量の約15%を占めている。
また、2021年以降7件の買収を行なっており、生産量は5倍になった。
同時にコスト削減や稼働率の改善にも精力的に取り組んでおり、2023年1ー3月期の平均生産日量は、前年同期比で194%増となった。
割安な株価
長期的に資産を増やすには、優良企業の株式を割安に取得するのが王道だ。
これはウォーレンバフェットも好んで行なっている戦略。
その点、同社は今後の成長性や財務の健全性から見ても非常に割安と言える。
予想株価収益率(予想PER)は 3.38倍、株価売上高倍率(PSR)は0.62倍、株価純資産倍率(PBR)は0.99倍だ。
2023年1ー3月期の売上高は前年同期比111%増の4億1,300 万ドル、1株当たり純利益(EPS)は77セント。
フリー・キャッシュフローは前年同期比17%増の4,180万ドルとなり、自社株買いも積極的に行なっている。
今後石油メジャーに買収でもされない限りは、中長期的にホールドしていく予定だ。
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