もしあなたがペットを飼っているなら、そのペットに月々どのくらいのお金が掛かっているかを把握しているだろうか?
5,000円くらい・・・?
そこら辺は本来なら飼う前に知っておくべきことなのだが、まだ分かっていない人は早急に確認しておこう。
なぜなら、月々は些細な金額でも積み重なれば大きな金額になるし、実は本当に怖いのは医療費なのだ。
今回は私の愛猫が実際に病気になって分かった衝撃の金額を赤裸々に書いていこうと思う。
ペット(猫)にかかる費用は普通はたかが知れてる
我が家ではアメリカンショートヘアーという種類の猫を飼っている。
今いるのは2代目で、1代目は2018年に老衰で亡くなった。
それでかかる費用についてだが、実際のところ毎日のエサ代やたまにやるシャンプーやオモチャなどにかかるお金はたかがしてれている。
例えばエサ代は月に3,000円〜4,000円程度だし、シャンプーやオモチャだって1つ数百円レベル。
あとはトイレ用の砂が月に1,000円くらいだろう。
エサをセレブなものにしているとか、砂を毎日変えているみたいな人もいるのかもしれないが、その辺りの個人差は考えないでほしい。
それと、トリミングを定期的に行なっているケースもあるかとは思うが、私の場合アメリカンショートヘアで1度も行ったことがないので考慮していない。
とまあそんな感じで、とにかく普通にかかってくる固定費というのはたかが知れているわけだ。
ペットで最もお金がかかるのは医療費
ではペットに関して最もお金がかかるのはどんなことだろうか?
それはズバリ「医療費」だ。
つまり動物病院に行った時にかかるお金。
もちろんそういったことに備えてのペット保険などもあるが、話を単純にしたいので今回は考慮しない。
私の愛猫が2年前に病気になって…
では実際にどのくらいの金額が必要になってくるのか、私の愛猫の例をご紹介する。
ことの発端は2021年のゴールデンウィーク。
最近オシッコの回数がやたらと多いなぁと思っていたがさほど気にせずにいたら、なんとなく食べる量も減ってきた。
そしてある日、テーブルで食事をしていたら私の前にやってきてパタリと倒れたのだ…
驚いた私は慌ててその日に動物病院に行き、愛猫はそのまま入院となった。
病名は「慢性腎不全」。
当初かなり危険な状態だったが、5日間入院してなんとか回復し、無事に退院。
そこからは2ヶ月に1度の通院(最初の2回は1ヶ月)と、毎食の腎臓食・朝晩の薬(2種類)を続けている。
それで、金額としては以下のようになっている。
- 入院費:150,000円超
- 通院費:15,000円(2ヶ月おき)
- 薬代:10,000円/月(2種類)
つまり、入院費を抜いても、なんと年間で210,000円になるのだ。
これ、ヤバくない・・・?
しかもこの金額がおそらくは亡くなるまで続くだろう。
まぁ家族だから仕方ないことなのだが、正直なところ集してみるとゾッとする金額だ。
ペットに必要以上にお金をかけないために
今回の愛猫の入院を経験して言えるのは、ペット保険に入ろう!
ではなくて、「普段からペットの様子を気にかけよう」ということ。
今思い返してみれば、ウチの猫も倒れる1ヶ月以上前からオシッコの量も増えていたし、食べる量も減っていた。
そして毎日見ているとはいえ、その分見た目もげっそりしていたし、動作も鈍くなっていたと思う。
だからもう少し早く病院に行っていれば、まず入院はなかっただろうし、完治とまではいかないまでも毎日薬を飲まなくてよかったかもしれない。
何より、愛猫本人が苦しまなくて良いのだからそれが1番だったはずだ。
だからそれ以降はコレまで以上に愛猫と真剣に向き合う時間を増やすようにしている。
今回のまとめ
ペットは大事な家族の一員だが、病気になれば人間よりもお金がかかってしまうかもしれない。
普段のエサや消耗品にかかる金額は些細でも、いざという時に満足に治療をしてあげられなくなる可能性もあるから、しっかりと体調を見てあげたいものだ。
ちなみに、猫は3匹に1匹の割合で腎不全にかかると言われているので、猫を飼っている人はご注意を。
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