今やキャッシュレス決済は当たり前のものになったが、昔ながらのクレカ(またはクレカとの組み合わせ)も決済方法としては不動の地位を築いていると言える。
そんな中、「クレカ積立」なるクレジットカード支払いによる積立投資が出てきており、それが激アツだったのでご紹介する。
SBI証券のクレカ積立とは?
今回取り上げたいのは、SBI証券のクレカ積立だ。
他にも楽天証券やauカブコム証券などでも可能だが、今回の記事ではそれらを比較することが目的ではないので、触れないことを了承いただきたい。
※比較をしたい人は他の記事を読んだ方が良いだろう
SBI証券のクレカ積立をザックリ説明しておくと、SBI証券が提携しているクレジットカードにて投資信託を積立投資できるサービスだ。
サービスを利用するために必要なのは以下の3つだけ。
- SBI証券の口座
- 三井住友カード(カード発行はコチラから)
- クレカ積立の設定
これだけなので、0から始めたとしても最長でも2週間程度(ほとんどは審査の時間)あれば開始できるだろう。
買付日が毎月1日で、買付の締切日が前月の10日までなので、その点はタイムラグが生じるため留意してほしい。
また、NISAや積立NISAにも対応しているため、節税できるメリットもあるのだ。
積立投資だから中長期を前提にしているが、全てを売却して利益が出ていたとしても、非課税枠を利用できるのはありがたい。
購入時点で5%の利益が確定はアツすぎ!
さて、SBI証券✖️三井住友カードのクレカ積立で何が1番アツいかといえば、「付与されるポイント」だ。
ぶっちゃけた話、投資信託というのは「手数料ビジネスの温床」みたいなとこもあるので、とにかく手数料は高い。
だから単に毎月購入となれば、よほどリターンの期待が持てる銘柄でもなければちょっと気が引けるわけだ。
ハッキリ言って銀行や保険関連の窓口で紹介される投資信託は検討に値しないものばかりだし・・・
ではそれを補って余りあるポイント還元がどのくらいなのかといえば、なんと「最大5%」なのだ。
※カード種類により0.5%〜5%・2022年4月時点
これは買付を行った際に得られるポイントなので、購入時点でその分のリターンを確定したようなものである。
私はプラチナプリファードという還元率の高いカードを使用しているため、5%分のポイントが付与される。
毎月40,000円分購入しているので、2,000ポイントが付与されるわけだ。
年間で24,000ポイントにもなるため、投資信託としての手数料は高めでもそれを補って余りあるだろう。
ただし月々の積立上限金額が決まっていて50,000円(積立NISAの場合は33,333円)までなので、還元ポイントとしては年間30,000ポイントがMAXということになる。
たまるポイントはVポイント
還元されるポイントだが、ここ最近テレビCMでもよく見かけるようになった「Vポイント」というもの。
他のポイントと同様に各種提携店で使ったり、三井住友カードの支払い金額に充当したりと、柔軟な使い方ができる。
しかも、2022年にポイント大手のTポイントと提携が合意に至り、今後ますます使い方の幅が広がりそうだ。
両者が統合された新たなポイントサービスを目指すとのことから、動向に関しては注視しておいた方が良いだろう。
1点注意点を書いておくと、この付与されるポイントはそれだけでは「単利」だということ。
総積立額が増えているわけではない(含み益ではない)ため、残念ながら複利の恩恵は受けられない。
参考:海外積立投資の複利パワー!最大化するために絶対にやるべき事とは?
もしこのポイントもうまく利用してリターンを最大化したいなら、次の支払いに充当するのが1番だろう。
今回のまとめ
クレカ積立は毎月の積立金額に対してポイントが還元されるお得な投資方法だ。
その中でも今回は「SBI証券+三井住友カード」のクレカ積立をご紹介した。
ポイント還元率が最大5%なのは最大級なので、積立投資を始めようと思っている人や既にやっている人も、ぜひ検討してほしい。
三井住友カードをまだ持っていない人はコチラから。
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