現場職人の給料って上がる?上がらない?10年経験して見えてきたこと

どんゴリ(@dongori_momoki)です。

 

どんゴリ
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建設現場で働く職人の給料は上がるのか、上がらないのか?10年職人をやってきて出た結論をお伝えします。

 

私も配管工として建設業界に身を置いて10年近くになりますが、最近分かったことがあります。

それは、誰もが気になるであろう「給料」のこと。

 

今回は職人の給料が今後どうなっていくのか?について書きますね。

結論:「職人の給料は上がらない」です

いきなり残念なことを言ってすみません。

結論としては、職人の給料は今後上がらないです。

 

正確に言えば、「少しは上がったとしてもそれで頭打ち」だということ。

なぜなら、もともと職人1人に対する適正な単価は決まっており、それが今後大幅に高くなることは考えにくいから。

 

だって考えてみてください。

職人を始めてからこれまでの間で、どのくらい単価が上がったでしょうか?そして今後上がる見込みがありそうでしょうか?

 

簡単な例を出してみますね。

あなたの日当が1日1,000円上がったとしますよね。「たった1,000円かよ」と思うかもしれませんが、25日出勤すれば1ヶ月で25,000円ですから随分な昇給です。

 

しかしこの月に25,000円、年間にすると30万円を喜んで出す社長がどのくらいいるのか。

もし社員が10人いて同じ水準でアップしたら月に25万円、年間で何と300万円です!

 

それならもう1人雇って現場を増やした方が儲かるな、みたいな発想になるのが自然ですし、その分新しい道具を買おうと思うでしょう。

 

例え1日1,000円の昇給で一時的にメンバーの士気が上がったとしても、それを保ち続けることはできませんし、定期的な昇給は不可能です。

だって工事を請負う上での適正単価がほとんど変わらない状態で、職人の給料として払える金額には限界がありますから。

 

もちろん、ごく稀に「みんなで儲けようぜ!」「頑張ったらその分払うよ!」みたいな人もいます。

なので、そういう社長の下で生涯職人として頑張りたいと思うなら否定はしませんし、自分自身がそういう社長を目指すのもありだと思います。

 

ただ、あくまでも冷静に客観的に、自分の立場や給料を払ってくれる人を見て、そんな“スーパー社長”かどうかを考えてみてください。

あなたは今、幸せですか?

突然ですが、あなたは今幸せですか?

何でそんなこと聞くの?と思われるかもしれませんが、この問いに「ハイ」と即答できないのなら、現状に何かしらの不満や将来への不安があると思うんです。

 

私の場合を正直に言うと、毎日家族と過ごしている時は幸せを感じるのですが、現場で作業している時はよく「このままではダメだ」と思っています。

なぜなら、やはり圧倒的にコストパフォーマンスが悪いからです。

 

例えば、人間は機械ではありませんから、1日に作業して作れる物の量は限られます。

つまり、いくら職人としての経験を積んで知識と技術が上がっても、限界は見えているということ。

 

配管自体は好きですし、物を作る職人という仕事はやりがいもあると感じています。

ただ、私の中ではお金が1番大事です。命や愛と比較するなんてのはナンセンスですよ。

 

お金があればほとんどの悩み事は1発で解決できますし、“お金に働いてもらう”ことで、自分はほとんど何もせずに更に豊かになることだってできます。

今後、数百円上がるかどうかの稼ぎで満足するのも、給料が上がらないという事実を受け入れて新たなチャレンジをするのもあなた次第です。

 

あなたが今、心から幸せなら何もする必要はないでしょう。

逆にもし思うところがある(給料に不満がある)なら、今すぐにでも行動を起こすべき。

 

具体的にどうしていくべきか、選択肢が知りたい方は次の章を読んでください。

誰にでも希望はある!何をするべきか

給料が上がらない中で収入を増やすなら、他の方法でお金を稼ぐしかありません。

そのためにやれることはたくさんありますが、まず大・大・大前提として、「楽して稼げることは無い」てことです。

 

私もこれまでに様々な副業に取り組んできましたが、巷にあふれる商材やスクールのほとんどは詐欺まがいのものですし、まっとうなものでも、稼げるようになるにはかなりの時間と努力は必要だと断言できます。

そして、ひとたびSNSを覗けば、「1日3分!コピペだけで100万超え!?」みたいな謳い文句で、海外旅行・高級料理・高級車みたいな写真ばかりを載せている人が目につきますが、これらのほとんどは商材を売るためのアピールです。

 

どうしてもそっちの方に行きたくなってしまいますが、金と時間をドブに捨てるだけなので、絶対にやめてください

ではどうしていくべきか?

 

私が思う最善の手段は、まずお金やビジネスについて勉強し、それと同時に自分が動かなくても収入を得られる「不労所得」を確立すること。

この不労所得とは、自分のメディアやコンテンツを作って半自動的に収益が出る仕組みを作ったり、投資による複利の効果を利用してお金を増やしていくことを意味します。

 

まずはこちらでビジネスや不労所得の本質を学ぶと良いですよ。

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※無料コンテンツだけでも十分に学べますから、それだけでも受け取っておきましょう。

まとめ

建物を建てるときの職人1人の適正な単価というのは決まっていて、それが今後大幅に上がるとは考えにくいです。

つまり、給料が上がるという期待は持つべきではないでしょう。

 

もちろん今の給料で100%満足しているとか、この業種で独立するんだという志があるなら良いですが、少しでも不満があるなら、副業や投資をやることをおすすめします。

参考:【年収アップ】現場職人が副業をするのに適している4つの理由とは?

 

今回のポイント

職人の給料は大きく上がることはない。上がるとしても微々たるもので頭打ちになる。

なので、自分のライフスタイルや幸せを踏まえて、今後どう行動するかをよく考えるべき。

 

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