チリに本社を置く「ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ」という名前からしてややこしい会社。
元々は主に肥料を製造していたが、ここ数年のEVトレンドによってリチウム生産に力を入れるようになり今後も成長が期待される。
早速見ていこう。
SBIでの取引結果
- 買付日:2023/05/08
- 買付数量:2株
- 取得単価:64,49USD
- 手数料:0.58USD
- 為替レート:136.14円(入金時にUSDに替えているので参考)
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[SQM]買いのポイント
ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリの買いポイントは以下の3つ。
- リチウムの生産
- グローバルな分散
- 配当
リチウムの生産
日本ではそうでもないようだが、ここ数年のEV(電気自動車)の台頭は非常に勢いがある。
EVメーカーであるテスラの創設者である、イーロンマスク氏が世界長者番付1位(記事執筆時はLVMHのベルナール・アルノー氏)になったというニュースは、1度は見たことがあるだろう。
そんなEVに欠かせないのが、動力源となる「リチウムイオン電池」だ。
その原料となるリチウムの生産に力を入れているのが同社で、現在の世界シェアは4位(2023/05時点)。
グローバルな分散
私の米国株個別銘柄に関する投資の方針として、「配当成長株に長期投資」だ。
とはいえ、米国の企業の株ばかりを買っていたのでは、「カントリーリスク」が高い。
だからADR(米国預託証券)によって、米国以外の国を主要上場市場としている株を買うことで、グローバルに分散投資することができるのだ。
ーーADRとはーー
ADR(American Depositary Receipt)は、米国以外の国を主要上場市場としている株を、米国の証券取引所で取引できる証券のこと。
例えば、英国や日本の銘柄が該当し、一般の米国株のように取引することが可能で、配当金も受け取れる。
確かに米国は短期的な浮き沈みはあれど、長期的には大きく成長してきた。
GAFAMをはじめとするビックテック企業も擁しているし、米ドルは記事通貨だ。
だがそれが今後も続く保証はどこにもない。そしてそれ以上に成長するであろう国(に所在する企業)も多い。
だから“投資をする国”についても分散しておくべきなのだ。
配当
今回の取引時の時点で、同社の配当利回りは15%と驚異的(株価70ドル付近)。
かつ、購入から3日後の5/11が配当落日ということで、今回は「試しに配当取りをやってみる」という目的もあった。
この配当取りは本来は投機的でおすすめできない手法だが、配当落日まで株を保有してさえいれば配当金がもらえる。
だから配当落日後に購入価格と同額で売却したとしても、配当金は丸々リターンとなるわけだ。(手数料・税金は考慮していない)
資金が少額ではあまり意味のない戦略だが、ある程度まとまった資金になれば、数パーセントの配当金でも大きな金額になる。
今回はあくまでもお試しでやったまでだが。
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