【ハンサード積立投資】金とラテンアメリカ株を新しく入れた理由と9か月の結果[HIL Pictet Physical Gold・HIL Latin America]

ハンサード アスパイア 金とラテンアメリカ株 入れた理由と9か月の結果

ハンサードのアスパイアで積み立てを始めて13年あまり。2026年1月に、ポートフォリオに金(ゴールド)とラテンアメリカ株のファンドを新しく入れた。

この記事では、2本を入れた理由と、入れてから9か月の実際の評価額をまとめる。

なお、入れ替えの手続き(スイッチング)はリダイレクションとスイッチング、どっちがいい?に、ポートフォリオ全体の成績はハンサードアスパイアでの運用成績を大公開!にまとめている。

 

2本を入れた理由

見直しのきっかけは「アメリカに寄りすぎている」こと

2025年の年末、積み立ても14年目に入るところで、ポートフォリオを見直した。

気になったのは、ポートフォリオの4割ほどがアメリカに投資するファンドになっていたことだ。テクノロジー(世界)、米国バリュー株、米国株(ESG)の3本で、どれもアメリカの企業が中心になる。

アメリカ株は好調が続いていたが、アメリカの経済成長はさすがにピークを越えた感がある。基軸通貨としてのドルも、歴史を見れば決して盤石とは言えない。満期まで残り半分の時期に入るので、アメリカとドル以外にも分散しておきたいと考えた。

 

担当者に相談して決めたこと

考えをまとめて、IFAの担当者に意見を聞いた。教えてもらった見方を、私なりにまとめるとこうなる。

  • 米国株(ESG)のファンドは、名前はサステナビリティだが、中身はIT企業の比率が高く、実質テクノロジー株に近い。3本の中では、大型のハイテク株の影響を一番受けやすい
  • 新興国では、ブラジルは資源国としての成長に期待できる。成長率はASEANより少し低いが、米国株からの分散先としては十分選択肢になる。中南米のファンドはメキシコなども含み、値動きはかなり大きい
  • ドル安への備えとしては、金地金も有力

これを踏まえて、米国株(ESG)のJanus Hendersonと、ヘッジファンドのMan AHLを売り、ラテンアメリカ株と金に半分ずつ移すことにした。

Man AHLは、もともと入れ替えのときの「軍資金」として持っていたファンドだ。成績はいまひとつだったので、新しい分散先を作るこのタイミングで使うことにした。

 

HIL Pictet Physical Gold USD(金)

どんなファンドか

スイスの資産運用会社ピクテの金のファンドに連動する、ハンサードのファンドだ。

ピクテの資料によると、中身は金の延べ棒そのもの。400トロイオンス(約12.4kg)で純度99.5%以上の金地金と、1kgで純度99.9%の金地金で持ち、金の価格との差をできるだけ小さくすることを目指している。運用会社に払う費用は年0.22%だ。

株や債券ではなく「金そのもの」なので、株が下がる局面やドルが弱くなる局面で、ほかのファンドと違う動きをする「守り」の役割を期待している。

 

ファンドの成績

Morningstarのデータでは、1年+13.0%、3年+30.6%(年率)、5年+25.3%(年率)だ(2026年8月末または9月末時点)。ここ数年の金の値上がりがそのまま出ている。

 

HIL Latin America (BlackRock) USD(ラテンアメリカ株)

どんなファンドか

世界最大の運用会社ブラックロックの、中南米株のファンドに連動するハンサードのファンドだ。

資産の70%以上を、中南米に本社がある、または中南米で主に事業をしている企業の株に投資する。2025年11月末の上位は、ブラジルの資源大手ヴァーレ、メキシコのウォルマート・デ・メヒコ、ブラジルのレンタカー大手ローカリザ、メキシコの銀行バノルテなど。ブラジルとメキシコが中心だ。

ブラジルは鉄鉱石などの資源国で、人口も多い。資源と人口の伸びに期待しつつ、アメリカ以外の地域に分散する役割を期待している。

 

ファンドの成績

Morningstarのデータでは、1年+13.9%、3年+7.1%(年率)、5年+13.6%(年率)だ(2026年8月末または9月末時点)。

 

入れてから9か月の、私の口座での結果

2026年1月7日のスイッチングで、それぞれに約108万円を移した。2月からは毎月、それぞれに約5,250円(5,000円+ボーナスの5%)を積み立てている。

運用報告書で、3か月ごとの評価額を追ってみた。

評価額の推移

時点 金 ラテンアメリカ
2026/1/7 1,078,464円 1,078,464円
2026/3/31 1,117,702円 1,168,941円
2026/6/30 993,500円 1,125,345円
2026/9/30 1,006,242円 1,126,342円

※評価額には、毎月の手数料が引かれた分も含まれている

 

1口あたりの価格(ドル建て)で見ると、1月7日から9月30日までで金は約8%の下落、ラテンアメリカは約3%の上昇だった。

正直に言うと、金は買ったあとに下がっている。3月末までは上がっていたが、4〜6月に大きく下げた。

ただ、積み立てなので、価格が下がった時期には同じ金額でより多くの口数を買えている。9か月で良し悪しを決めるつもりはない。

 

担当者のレポートでの見方

IFAから届く投資環境レポート(2026年9月)でも、この2つに関係する見方があった。私なりにまとめると、

  • 金は、各国の中央銀行の買いや、ドルへの不安、安全資産として選ばれることから、底堅い動きが続くという見方
  • ブラジルは資源高の恩恵を受ける一方で、物価を抑えるための高い金利が家計や企業の重荷になり、成長は2%程度に減速している

ラテンアメリカは資源の値動きの影響を受けやすく、私のポートフォリオにある鉱山株のファンドと一緒に動きやすい点は気をつけておきたい。

 

今回のまとめ

2026年1月、アメリカとドルに寄りすぎたポートフォリオを見直し、金とラテンアメリカ株を新しく入れた。

  • 金(Pictet Physical Gold):金地金そのものに投資。株やドルと違う動きをする「守り」
  • ラテンアメリカ(BlackRock):ブラジル・メキシコ中心。資源と人口の伸び、アメリカ以外への分散
  • 9か月の結果:金は約8%下落、ラテンアメリカは約3%上昇(1口のドル建て価格)

金は買ったあとに下がったが、積み立てを続けて、引き続きこのブログで記録していく。

 

出典:ピクテ「Pictet CH Precious Metals Fund – Physical Gold」ファクトシート、ブラックロック「BGF Latin American Fund」ファクトシート、Morningstar(IFAから受け取ったポートフォリオX-Ray、2026年10月)、ハンサードの運用報告書。過去の成績は将来の成果を約束するものではありません。

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