【ハンサード積立投資】ファンドレビュー[HIL JPMorgan ASEAN]

2013年2月に開始したハンサードの積立投資。そのポートフォリオの中のファンド「HIL JPMorgan ASEAN」についてまとめる。

タイやインドネシアをはじめとするアジアの国々で形成される「東南アジア諸国連合」であるASEANには、2022年11月現在で10カ国が加盟している。では早速見ていこう。

 

 

ファンドの特徴

当ファンドは私が積立を開始した2013年の2月当初からポートフォリオに入っているファンドだ。

まずはASEANについて簡単に。

 

ーーASEANとはーー

東南アジア諸国連合(Association of South‐East Asian Nations)であり、東南アジアの10カ国で構成される地域の政府間組織。

加盟国は以下10国

  • タイ
  • インドネシア
  • シンガポール
  • フィリピン
  • マレーシア
  • カンボジア
  • ベトナム
  • ミャンマー
  • ラオス
  • ブルネイ

政治・経済・教育・軍事・安全保障などについて政府間で協力し、経済共同体として善隣友好を促進することを目的としている。

 

ASEAN諸国は近年で経済成長が著しく、まだまだ“伸びしろ”があることから、世界の投資資金も増加傾向にある。

当然のことながら、その組入銘柄はASEANに加盟しているアジア諸国、そしてそれらの国々に本社を置く企業だ。

 

To enable investors to participate in a managed portfolio consisting primarily (i.e. at least 70% of its total net asset value) of equity securities with significant assets in, or significant earnings derived from one or more of the countries comprising the Association of South East Asian Nations.

引用元:https://am.jpmorgan.com/

 

上記はJP Morganのホームページからの引用だが、直訳すると「ASEANを構成する国々やそこに本拠地を置く企業の株式を資産として保有する」的なことが書かれている。

その上位10社は、2022年11月現在、以下となっている。

 

Name Sector Weight

  • DBS:Financials 8.6%
  • Bank Central Asia:Financials 7.3%
  • United Overseas Bank:Financials 5.3%
  • Bank Rakyat Indonesia:Financials 4.0%
  • Oversea-Chinese Banking:Financials 3.8%
  • Sea:Communication Services 3.3%
  • Telkom Indonesia Persero:Communication Services 3.2%
  • Public Bank:Financials 3.1%
  • Bank Mandiri:Financials 2.5%
  • Airports of Thailand:Industrials 2.5%

 

上記を見るとシンガポールとインドネシアの企業、そしてセクターとしては金融が多いようだ。

ポートフォリオに組み入れている根拠

当ファンドは私が積立を開始した2013年2月当初からポートフォリオに組み込まれていた。

運用開始後、「最初のうちはある程度リスクをとって高い成長性が期待できるファンドを組み込む」という方向性のもとに組み込まれたファンドだ。

 

実はASEANという組織の歴史は長く、2017年で設立50年を迎えたほど。

私自身、ニュースや雑誌などで何度も耳にしていたことはあったし、なんとなく「これから伸びそうな地域だな」とは思っていた。

 

加えて、シンガポールに「マリーナベイサンズ」がオープンして少し後だったし、タイ料理やベトナム料理なんかも安定した人気があった。

観光業が盛んな地域でもあるため、ここ数年ではコロナの影響が直撃した感があったが、今後は回復傾向にあると見ている。

 

人口も着実に増えており、現状で「人口ボーナス」の状態にあるため、経済面ではこれから“第2の中国”的なポジションになるのではないかと思っている。

注視したい点としては、地政学的に見て中国・台湾の南部に位置する国々であるため、万が一の「台湾有事」があると大きく流れが変わってくると思われる。

ファンドのパーセンテージと運用成績

前述の通り当ファンドは積立開始からポートフォリオに組み込んでおり、その比率は20%だった。

2021年の5月にリダイレクションを行い、その組入比率を10%にした。

 

これは懸念事項があったというわけではなく、米国やインド系のファンドへの組み入れを増やしたためだ。

本記事執筆時点で約10年経つわけだが、10年のパフォーマンスは92.68%と期待通り。

 

直近1年では3.50%、1ヶ月では1.04%と低調だが、世界的に米国のインフレやロシアのウクライナ侵攻の影響がある中でのこの成長率は優秀だ

引き続き各国の動向を見守っていきたい。

今回のファンドまとめ

今回取り上げたファンドは、東南アジアの国々・企業に投資する「HIL JPMorgan ASEAN」というファンド。

地政学的なリスクはあるものの、人口やGDPは確実な成長をしている伸びしろのある諸国なので、中長期的に保持していきたい。

 

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